鎌倉33観音 31番札所 浄智寺 行ったのは31番目
明月院から400mほど歩いて横須賀線の踏切を渡って北鎌倉駅に向かってすぐに左に曲がるとすぐに浄智寺の参道となります。総門の脇に甘露の井があり閑寂な佇まいが待ち受けているのですよ。拝観料を払って中に入りまして仏殿がどーんと存在感を出してきますがここは諸仏が奉安されていて相当なパワーを受けます。目当ての聖観世音像は反対側にあり、見落として後から探し回るという罰当たりなことになりました。
なにしろ、ここは広く花も樹木もどうだと云わんばかりの庭ですので一年中何かしらの草花のピークがお目に掛かれるところでもあります。絵を描く人やら、ウェディング関連の方か当人なのか和装の婚礼衣装でいる方とそれを撮影するスタッフさんやらがいたりで絵になる庭なんだね。
寺務所でいただいた御朱印です。ここも複数の御朱印を頂くことができますので鎌倉33観音の御朱印と云わないといけません。
なんでもいいから御朱印くれ!などと大声だしてる馬鹿オヤジがいたので関わらずにとっとと撤退しました。
1283 北条宗政 諸時 創建
開山 兀菴普寧 大休正念 南州宏海 三禅師
鎌倉五山 第四位 臨済宗円覚寺派
鎌倉33観音 29番札所 龍峰院 行ったのは29番目
蓬莱山 龍峰院 (建長寺山内)
建長寺総門から奥の左手になるのですが距離感がわからんですよ。
さてここはですね一般拝観者の立ち入り禁止なんですね。しかし、観音巡礼者は大丈夫ですよ。ハードル高い感の雰囲気は充分過ぎる程あります。ここはガイドによりますと写経を納めるか般若心経を読むとかしないと応じてくれないような記述もあり、にわかの御朱印マニアは困ったなの塔頭らしかったのですが他のお寺さん同様に対応いただきました。感謝?かな。
ここを入って行くときは結構緊張したなあ。
1276 北条時宗 創建
1309 北条貞時が約翁徳険を招いて開山。 仏灯国師となり塔所となる。
豪快な筆遣いでむむむ
龍の字はタケカンムリ が付くように見えるのは気のせいですね。
鎌倉33観音 28番札所 建長寺 行ったのは27番目
海蔵寺から横須賀線の線路をくぐってから道なりに歩くと見た目すごい登り坂になります。これが所謂亀ケ谷坂となり、切通にもなるのかも知れませんが楽ではありません。自動車は入ってきませんが新聞配達のバイクも苦しそうに登っていきました。登ったら今度は下らないといけませんが運動になります。鶴岡八幡宮と北鎌倉駅を結ぶ道路に出て巨福呂切通に向かい建長寺を目指します。
巨福山 建長寺 臨済宗建長寺派大本山 建長興国禅寺
参道の桜も見事。
きれいでゴミのひとつもあるわけもなく。
1253 創建
開山 蘭渓道隆 北条時頼が招いた。
古いものがかなりあるのです。
1255 鐘楼 国宝です。
1458 昭堂 建立
1647 芝増上寺より移動の仏殿 徳川家康寄進の唐門 なんてあります・
本尊は地蔵菩薩となります。
参道の桜の他は
ボタン 4月中旬~5月上旬
サツキ 5月下旬~6月上旬
アジサイ 6月中旬~下旬
ハス 7月中旬~8月上旬
など紹介あり。
なにしろ広いです。
鎌倉33観音 26番札所 海蔵寺 行ったのは26番目
浄光明寺から大黒屋酒店まで来たら右折して線路沿いに北鎌倉方面に進むとすぐに岩船地蔵堂があり、そのまま道なりに横須賀線の線路をくぐると化粧坂はこっちという案内板があるがそっちには行かずにさらに進むとさらに静かな界隈のゾーンに入る。『底脱ノ井』なんてありますのですぐに山門があります。
扇谷山 海蔵寺
1344 足利氏満が上杉氏定に命じて建立 開基となる。
開山 源翁和尚 那須の殺生石伝説あり
ここは花の紹介が多数ありで鎌倉検定のテキストに記載されている。覚えきれない。
ミツマタ 3月中旬~下旬
カイドウ 4月上旬~中旬
フジ 4月下旬~5月上旬
サツキ 5月下旬~6月上旬
マツバキク、キョウカノコ 6月上旬~中旬
ノウゼンカツラ 7月上旬~8月上旬
サルスベリ 7月下旬~9月上旬
キンモクセイ 9月上旬~10月上旬
リンドウ 10月上旬~11月下旬
カエデ紅葉 12月上旬~1月上旬
なんとも優美な字ですな。
海蔵寺の本尊薬師如来像があります。そしてなんと胎内にも像がありますが拝観できるのが61年に1度です。次は2041年だったと思います。観て見たいものです。