鎌倉検定 勉強しよ 11回の9 鎌倉の地名が登場
奈良時代の鎌倉についての説明で内容に誤りがあるのはどれか?
なんて問があります。これは2級からありがちなひねり問題ですね、4択ですから3個は話しが合ってることになります。正しいのはどれ?ではなく間違いはどれ?が迷いを生んでしまいそうですね。
解答の番号は1なんです。
説明文は『「鎌倉」の地名が記された最も古い文献は「古事記」で日本武尊を「鎌倉之別の祖・・・」と記している。』 となっています。ここからの間違えを探してみます。
テキストのP79の地名・鎌倉の由来によると
鎌倉は奈良から平安期の郷の名。
鎌倉の名が文書に登場するのは712年完成の古事記の中で景行天皇の条りで日本武尊の子、足鏡別王(あしかがみわけのみこ)を「鎌倉之別の祖・・・」
と記されているのが最初であると。ということで日本武尊ではなく子の足鏡別王が鎌倉之別の祖であるのでこの説明文は誤りである となりますね。
景行天皇は4世紀前半の登場ですね。
油断のならない問題です。